恐るべき子供たち(わるい意味で)

あらしに炎上
ネット界隈では 軽はずみな言動が火種になって大きな騒ぎになることが多い
その中で目立つのは 子供っぽい発言
自分の考えが社会すべてと等しいかのような居丈高な言動
自分の基準が 世間一般の基準であるという所在不明な自信
自分に反対するものが すべて悪であるという決め付け
荒らす方にも 荒らされる方にも この手の輩が非常に目立つ
もちろん きちんとした大人も中にはいる
筋道立った考え方で理論的に糾弾 もしくは教え諭そうとする
だがしかし より目立つのは子供っぽい自己中心的な発言をする者
それ以外の人間が 面白がってその手の手合いを盛り上げ 助長させる面もあるかもしれない
しかしその手の人間は往々にして目立ちたがり 自分から積極的に発言をしようとしてくる
自分イコール社会という わけのわからない未分化な精神状態
アイデンティティの確立されていない ある意味子供的な存在がネットの中には多いということなのだろうか
もしくは ネットというのはその手の存在にとって非常に気分のいい 居心地のいいところということか
手軽な情報発信の場としてのネット
世間に埋もれた賢者たちの力を集めた集合知としての存在
一方で この手の恐るべき子供たちにも活躍の場を与えてしまった
中身はおそらくいい大人であろう
もちろん本当に子供であることもあるかもしれない
だがそれならばまだいい
中身までもが子供ならば 成長の余地がある
しかし もし中身がいい大人であれば
それはもう目も当てられない
成長しきってしまった恐るべき子供
それはもう 手のつけようのない
モンスターとしかいいようのない存在であろうから